こんにちは、現役介護士のおもちと申します。
介護の専門学校で介護福祉士を取得し、従来型とユニット型の特別養護老人ホームの勤務経験があります。
介護士歴は12年目になります。
現在は、育児とお仕事(介護士)の両立をしています。
このブログは、ご家族の方が介護が必要になってどうしたら良いかと思っている方。介護のお仕事に興味のある方。現在介護士として働いている方に向けて書いています。
少しでも役立つ情報や、共感して気持ちが楽になる事などがあると嬉しいです。
この記事では、こういう人はもしかしたら介護士の仕事は向いてないかもしれないなという人についてまとめてみました。
介護士に向いてないかもしれない人
前回介護士に向いている人の特徴についてお伝えしました。
今回も実際に働いていて勝手ながら介護士は難しいのでは、、、と感じた方や、そういう方が職場にいた場合私がしていた接し方についてお伝えします。
1.優しすぎる人
2.お年寄りが苦手
3.感情が表に出すぎてしまう
ひとつひとつお伝えしていきます( ´∀` )
1.優しすぎる人
実際に働いていて私は、介護士は優しい人が多いなぁと感じる事が多くあります。
ただ、優しすぎるとどうしても自分が我慢しすぎてしまったり出来ない自分を責めてしまう等の事もあります。
実際に一緒に働いていた方で、とても意識が高い優しい方がいました。
その方は”私が何とかしなくちゃ”と全て自分でどうにかしようと思われたり、”あの時の自分の対応のせいでこうなった”と何かの事柄が起きた時に自分を責めてしまったりされていました、、、
私はその方がどんな事を思いながらお仕事されているか知りたかったので(どんな事がストレスか等)、なるべくコミュニケーションをとるようにしたり、業務のやり方を変えたりしてなるべくストレスが緩和されるように働きかけましたが、
結局その方は体調を壊して、辞める事になってしまいました。
私からみたストレスの原因は、ユニット施設だったので一人で対応する時間が多く気持ちがいつも緊張状態であったり、他にも自分がユニットにいる時間は自分でやるという働き方で疲弊してしまったように思います、、、
(良い方だったので残念です、、(´;ω;`))
介護士としてケアを振り返ったり自身の行動を客観的に見るのはとても大切です。
ただ自分の体と気持ちが健康でないと、イライラしやすかったり体調を崩しやすくなります。
人相手のお仕事なのでイレギュラーな事は起きますし、これが正解という事もないのですし、考え出すと毎回ケアや対応で”もっとこうしたい”等も限りなく思ってしまう場合もあるかもしれません(;´∀`)
けれど、自分が出来る範囲も人員配置でやれる範囲も限りがあります。
限られた中で出来る事をやっていけると良いですね。
私も考え過ぎてしまう事があるので、そういう時には”あの時の自分は全力で対応した”と思うようにしたり、”次はこうしよう”と起こってしまった事を考えるのではなく次回に生かすように意識的に心掛けています。
(自分の事や周りを責めても、結局もやもやは無くならないんですよね、、、(´;ω;`)だったら次に生かそうと思ってやった方が私は気持ちが楽になりました)
それでも考えが収まらない場合には、周りの人に話しを聞いてもらったり、お仕事以外で集中できるものに取り組んでとにかくお仕事の事を考えない時間を設けていました。
そうすると時間も経って考え方も変わってきたり、受け止められるようになってきました( ´∀` )
体調や気持ちが辛い場合は、無理せずお仕事を辞めてもいいと思います。
介護する側がつぶれないように、考え方や働き方を変えて体調第一にするのが大事だと私は思います(´;ω;`)
2.お年寄りが苦手な人
そもそもお年寄りが苦手な人は介護は難しいかもしれません(;´∀`)
例えば、認知症の方の対応が分からない・接した事がなくて怖い等の事ならば実際に接してみたりするとその気持ちは変わるかもしれません。
また“介護してあげてる”という気持ちが強すぎると、どうしても上から目線になったり、言葉もきつくなりがちに思います。
苦手の具合によりますが、お年寄りと一緒にいて苦手だな・話ししたくないな等と思わないならば介護士として働けると思います。
苦手でもお仕事として割り切れる方もいるかもしれませんが、自分やお年寄りにとって大きなストレスになるのでは、、、と思います。
長く介護現場で働いている人で、お年寄りが苦手な方って私は会った事ないです。
(逆にお年寄り大好きでなくても、お年寄りの空気感が好き・認知症の方の世界観が好き等の方はいました( ´∀` )お年寄り大好き!!って方は珍しいかもしれません)
口調のきつくなっている介護士の方がいた時にはケアを代わったり、その方が苦手なお年寄りの方がいた場合にも出来る範囲で対応したりしていました。
(介護士もお年寄りも人間なので、相性もありますよね、、、)
3.感情が表に出すぎてしまう人
自分の感情のコントロールが出来ない人は、どの職種に行っても少し大変かもしれませんが(;´∀`)
介護は特に難しい事が多いように思います。
決められた時間や人数の中でお年寄りのケアや、業務、イレギュラーな対応等イライラしやすい状況になった時に毎回感情を表に出していたら大変な事になります(・_・;)
もちろん介護士も人間なのでイライラしない人はいないと思いますが、それを表に出すか出さないかは個人で違ってきます。
介護士がぴりぴりイライラの雰囲気だと、お年寄りがなんだか落ち着かなかったり、対応もイライラして対応するのでお年寄りもイライラしてきてしまったり、、、
周りの職員も気を使いながら働く事になります(´;ω;`)
(誰も幸せにならない状況に、、、(´;ω;`))
以前に感情をすぐに出してしまう人と働いた事がありますが、とにかく自分にもそのイライラがうつらないように(私が何かしたのかな?とかも考えないように)最低限の関わりでお仕事をしていました、、
私が働いている時は、自分がイライラしない状況をなるべく作ったり、何か起こった時には”はい、今日はこういう日ね”等と受け止めて、いい意味で諦めます 笑( ´∀` )
(極力、表には出さないように意識してますが出来てるのかしら、、、笑(;´∀`))
とにかくイライラピリピリして、周りにそれをうつすのはやめたいですね(´;ω;`)
そしてそういう人がいたら、”イライラしてるな”だけ思ってなるべく関わりを少なくする事です。
まとめ
もしかしたら介護士に向いてないのでは、、、と思った方の特徴をお伝えしていきました。
働いていると色々な方がいると思います。
介護士もお年寄りも人間なので相性があったり、考え方(大事にしている事)が違ったり、、
けれど、私は実際に介護現場で働いてみるとほとんどは優しい介護士の方たちです。
違った考えや意見でも話しあって、職員中でもストレスのないようにしていきたいですよね。
介護に少し興味があったり、逆に介護に対して抵抗がない方は少し働いてみると良いかもしれません。
(以外に楽しいってなるのかも( ´∀` ))
何かの参考になると嬉しいです。
最期まで読んで下さり、ありがとうございました。
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